心臓は規則正しく収縮と拡張を繰り返しています。これは電気的な仕組みによりコントロールされています。この電気の仕組みの異常を「不整脈」と呼びます。不整脈の中には速くなるものや遅くなるもの、規則正しいものや不規則なものがあります。早急に対策が必要なものから、放っておいても構わないものもあります。
当院では通常の心電図検査のほか、長時間記録ホルター心電図検査や、携帯型心電計検査などが可能です。これらの検査により的確な診断・治療が可能となります。またペースメーカー治療を受けた方は、治療後の定期的なフォローが必要となりますが、当院でも可能です。
不整脈の中で最も患者さんが多いのが心房細動です。私が専門としている病気の一つです。非常に沢山の方が心房細動をお持ちになっていることが知られています。これを適切に治療することで、心不全や脳梗塞を予防することが可能となります。